松本走りの運転マナーは悪いのか
ネットで松本市は車の運転マナーが悪いというのを目にします。
大阪移住しておよそ2ヶ月経ちましたので、今回はその辺を記事にしたいと思います。
松本市の運転マナー(大阪より)悪いとは思わない
結論から言いますと、松本市の運転マナーは悪くないです。
ただ私は大阪出身ですので、
あくまで 大阪と比べてということになりますが、(笑)
少なくとも大阪よりは荒くない!
まぁ大阪の運転マナーは全国的にも悪い方なので比較対象が
あれかもしれませんが・・・。
運転マナーが悪いランキング
参考までに、2016年にJAF(日本自動車連盟)が実施しました、
交通マナーに関するアンケート調査を掲載します。
これは、回答者の地域の交通マナーが「悪いと思う」、「とても悪いと思う」の回答が多かった都道府県をランキングにしたものです。
出典:JAF(日本自動車連盟) 「交通マナー」に関するアンケート調査結果より
ネットで評判の悪い愛知、大阪が6位と7位なんですね。
(それでも上位ですが)
意外だったのが、香川と徳島の四国勢が1位、2位を占めてます。
一方、長野は26位と中位。
ネットで目にする松本走り
ネットでは「松本市 運転マナー」で検索すると、「松本走り」というキーワードが絡んできます。
松本走りとは、松本市が城下町を元に道路整備されているため、
道路が狭く渋滞が発生しやすい状況をなるべく解消するために
編み出された松本独自のルールということらしい。
ポイントは右折優先でウィキペディアに具体的に記載されてます
以下ウィキペディア- 松本走りより
- 対向の直進車が交差点に接近しているにもかかわらず右折を行う。
- 対向車が左折するスキを見計らって右折を行う。
- 信号が青になる直前の全赤時に発進して右折を行う。
- 脇道から右折する際、右折する道路における左側車線の走行車の流れをせきとめる形で右折待ちをする。
- ウインカーを出さず、後続車を確認しないまま右左折や車線変更または駐停車をする。
- 信号が赤に切り替わっても、前車について右折を行う。
- 優先道路へ出る際に一時停止をしない。
松本走り - Wikipedia
松本走りは「強引」ではなく「譲り合い」?
ウィキペディアの内容だと、「強引」、「荒い」などの印象を受けるかもしれませんが、
現地で運転する限りそのような印象をもつことはほぼないです。
もしかしたら大阪出身の私の方が運転が荒いと思われている可能性もある。
松本走りの根幹は「譲り合い」の精神の側面が強いかなと思います。
ややうがった見方をするならば、そうしないと車が進まない。
そもそも松本市の渋滞はかなりひどく、特に国道19号線は平日・休日問わず、
朝から晩までずっと渋滞しているイメージです。
信号のない場所で右折しようとすると道路が狭いため、
後続車はすり抜けられずどんどん渋滞していきます。
一方、脇道から国道への進入も譲ってくれないと本当に入れない。
優先道路側の運転者も方もわかってるのか、
すぐに道を譲ってくれます。(自分も経験者だから?)
歩行者・自転車への譲り合いは?
この「譲り合い」というのは車同士に限ったことではなく、
歩行者、自転車についても同じです。
信号のない横断歩道を渡ろうとすると、すぐに車が止まってくれます。
まぁこれは、道交法上は、当然なのですが大阪ではちょっと違う。
大阪はなんというか止まってくれない(止まる気がない)車が、結構います。
自分の経験では松本だとほぼ止まってくれます。
逆に気になったのが、大きな道路から脇道へ左折する車です。
車社会で歩行者・自転車が少ないせいか、
歩行者・自転車の速度を考慮できずに左折する車が多いように思いました。
まとめ
長々と書きましたが、松本の運転マナー・松本走りはそれほど
悪くないということが伝わりましたでしょうか?
実際、運転してみて不満に思うのは、運転マナーより渋滞の方です(笑)
ではでは。